元幼稚園教諭、現在ベビーシッター・コーチのみんまるです。
子どもを褒めて育てた方が良い、というのはわかったけど、どのように褒めたら良いのかわからない。
褒め方が難しい、と感じることありませんか?
私は、幼稚園の先生になりたてのころ、子どもたち1人ひとりを毎日褒めたいけど、どんな褒め方が良いのかわかりませんでした。
この記事では、私が今まで、他の先生や、本などで学び、実践してきて良かった、自己肯定感が上がる褒め方を紹介します。
この褒め方の基本を知っておけば、どんな場面でも褒めることができるようになります!
褒めるメリット
- 自己肯定感が上がる
- やる気が出る
- 新しいことに挑戦できる
- 善悪が判断できる
自己肯定感が上がる
褒められたことにより、自分が認められた、という幸福を感じられます。
やる気が出る
褒められることにより、できたことの達成感をより感じ、「もっとやってみたい」という興味、やる気につながっていきます。
新しいことに挑戦できる
最初はできなかったとしても、失敗しても、褒められることにより、諦めずに最後まで挑戦できます。そして、その次も、努力する姿を褒められることで、新しいことにも挑戦できるようになります。
善悪が判断できる
叱られて覚えることもありますが、自分の行動、言動が良かったことだと気づけるのは、特に褒められた時です。
子どもの自己肯定感が上がる褒め方
すぐに褒める
子どもは言葉を理解しきれないことがあります。
そのため、前のことを褒められても、それがたとえ、数時間前であっても、何のことかはっきりわからないことがあります。
褒める時は、できるだけ、その場で褒めます。
その場で褒めると、子どもがどんな場面でどんな行動、言動が良かったのか、理解しやすいです。
具体的に褒める
「すごいね!」「やったね!」では、何が良かったのか、子どもにはわかりません。
具体的にどんなところが良かったのか。言語化して伝えます。
<例>絵を描いている時に、「端っこまで、きれいに塗れたね!」
過程を褒める
結果を褒めるだけだと、「成功しなければいけない」「失敗はいけないことだ」という気持ちが強くなります。
まずは、「努力した」という過程を褒めることで、失敗しても頑張れた自分を認められるようになります。
<例>上手くできなかったとしても、「10回も頑張って練習できたね!」
過去と比べて褒める
「あの子よりも早くできたね!」「みんなよりも上手にできたね!」
兄弟や、周りの子と比べると、劣等感、優越感を感じることがあります。
過去の自分の姿は言われないと、気づかないことが多いので、過去の姿と比較して褒めると、自分で成長を感じやすくなります。
<例>「昨日はこぼしちゃったけど、今日はこぼさず食べられたね!」
1日1回は褒める
褒め方にこだわりすぎて、褒める回数が少なくなってしまうと、もったいないです。
1日に1回は褒める、と決めておくことで、自然と子どもの良いところを見つけようという姿勢になります。
保育園・幼稚園・学校などの先生も、毎日褒めようとしてくれています。しかし、クラスの人数によっては、1人1日1回褒めることが、難しい場合も多いです。
褒める内容は、些細なこと、小さな成長で構いません。
子どもの日々の努力、小さな成長を、パパママが毎日見つけて褒めてあげてください。そうすると、子どもの自己肯定感が上がっていきます。
まとめ
褒めて育てると、たくさんのメリットがあります。すぐに褒める、具体的に褒める、過程を褒める、過去と比べて褒める、1日1回褒める、この基本を覚えておくことで、どんな場面でも自己肯定感が上がる褒め方をすることができます。
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