遠足で悲しまない!初めての遠足の前に子どもとやっておくと良いこと

元幼稚園教諭、現在ベビーシッターのみんまるです。

もうすぐ初めての遠足!

持ち物は完ぺきでも、お子さんの準備もばっちりですか?

初めての遠足は、実は、子どもにとって大変なこともあり、中には初めての遠足で泣いてしまう子も。

この記事では、子どもが遠足で悲しまないための、やっておくべきことを紹介します。

目次

遠足での子どもが悲しむトラブル

遠足
  • お弁当箱が開けられない
  • おにぎりがあけられない
  • 片付けができず、遊べない
  • 自分の持ち物が風で飛ばされる

お弁当箱が開けられない

遠足で子どもたちが楽しみにしているものの1つ、大好きなパパママが作ってくれたお弁当!

「いただきます!」みんなで元気に言ったのはいいけど、お弁当箱が開かない!開けようと思って思いっきり力を入れたら、開いた拍子にお弁当箱の中身が全部こぼれてしまった

なんてことも実際あります。

こぼれてしまうと、パパママが作ってくれたお弁当が食べられず、悲しくなります…

おにぎりが開けられない

意外と多いのがこれです。おにぎりの包みを自分で開けられず、苦戦する子。

子どもはまだ、手先を思うように、器用に動かすことは難しいです。また、どこから開けるのかがわからないこともあります。

なかなかおにぎりの包みが開けられず、早く食べたいのに食べられず、焦ります。

片付けができず、遊べない

遠足では、お弁当を食べ終わって、「自分の荷物を片づけ終わった子から遊んでも良いよ~!」と言われることが多いです。「食べ終わったし、遊びに行こう!」と思ったけど、お弁当、シートなど、自分で片付けができず、すぐには遊びにいけなくて泣いてしまう子がいます。

自分の持ち物が風で飛ばされる

遠足では、屋外でお弁当を食べることが多いです。特に、春の遠足は風が強く、外でお弁当を食べていると、子どもの持ち物がひらひら風に飛ばされていきます。

もちろん、保育士が追いかけますが、風がふくと、何人もの持ち物が一気に飛ばされるので、正直追いかけるのも大変です!

特に飛ばされやすいのが、ゴミ袋やおにぎりの包み、ラップなどです。

飛ばされて困るものではなくても、拾えずになくしてしまえば、ポイ捨てと同じになってしまいます。

また、片付けの時に自分の袋が飛ばされていることに気づき、泣いてしまう子もいます。

トイレに行けない

公園は、和式トイレしかないこともあります。また、洋式トイレがあっても、1つしかなく、他は全て和式トイレ、ということも多いです。

トイレに行きたいけど、和式トイレでしたことがないから怖い、と泣きそうになる子もいます。

また、泣かなくても、和式トイレではできないから、洋式トイレ待ちで、何人も並んで、そこに時間がとられてしまうこともあります。

楽しい遠足に行く前の子どもとの準備

遠足の練習
  • お弁当箱を開ける練習
  • おにぎりの包みを開ける練習
  • ゴミ袋を入れる練習
  • シートを敷く、畳む練習
  • お弁当箱を片づける練習
  • 和式トイレの練習

お弁当箱を開ける練習

お弁当箱を自分で開ける練習をしておきます。いきなり食べ物を入れて、それを開けさせるのは怖い、という方は、お弁当箱の中におもちゃを入れて、おままごとの延長で、練習をするのも良いです。

お弁当は持ち上げないで、机やシートの上に置いたまま、フタをはずすように声をかけておくと、お弁当の中身がこぼれるのを防ぐことができます。

おにぎりの包みを開ける練習

おにぎりの包みを自分で開ける練習をしておきます。お家でおにぎりを作ったときに、遠足の時と同じ包みを使用し、自分で開けさせてあげてください。

一回やっておくだけでも、遠足で困ることが減ります。

また、包みがいつもと違う場合、練習する時間がない場合には、どこから開けるのかを子どもに伝えておくだけで違います!

ゴミ袋を鞄にすぐ入れる練習

ゴミ袋は、お弁当を食べるときに、一緒にリュックから出すこともありますが、必要ない時は、すぐにリュックにしまうよう、練習します。

袋の上におもりとなるものを置く、でも良いですが、子どもはどれを置けば良いのか、判断が難しい場合があるので、まずは、すぐにリュクに片づけておくよう伝えておくのが安心です。

飛ばされた時に、保育士が拾っても、誰のかわからないことが多いです。

特に、ゴミ袋は、名前を書くようにしてください♪

シートを敷く、畳む練習

レジャーシートを自分で敷いて、畳む練習をしておきます。

敷くのも、子どもにとって初めての場合、どうやったらうまく広がるのか、わかりません。

敷いてから、自分の荷物をシートの上にのせ忘れている子もいるので、ピクニックへ行った時に、家族みんなで一緒のシートではなく、子ども1人用のシート、荷物も持って行って、実際練習してみるのも良いです。

また、ピクニックには行けなくても、お家の中でピクニックごっこをしても良いですし、お昼ごはんをお弁当箱につめ、お家の中でシートを敷いて、食べるだけでも、練習になります。

シートを畳むのは、1回の練習では難しいです。シートを畳むのは、学年が上がると、1人でできるようにもなるので、1人でできるようにならなくても大丈夫です。シートを購入する際は、柄だけでなく、子どもが一人でも畳みやすい大きさかどうかも、確認してください。

お弁当箱を片づける練習

お弁当箱を片づけるには、お弁当箱のフタを閉める、お弁当の包みに片づける、リュックに入れる、の主に3つの動きが必要です。

お弁当箱のフタを閉める練習は、開ける練習と共にできます。

お弁当の包みは、1枚の布のランチクロスだと、子どもには難しいです。巾着タイプでも良いですが、ヒモを閉めようとして、うまくできない子もいます。マジックテープタイプだと、靴でも慣れているので、自分で開閉できます。

リュックへの入れ方も、いきなり綺麗には入れられません。シートとゴミ袋とお弁当箱がぐちゃぐちゃにになってしまうこともあるので、シートはリュックの背中部分に、あとは、リュックの底の部分から詰めて入れていくことを教えると、徐々にうまく入れられるようになります。

和式トイレの練習

公園に遊びに行った時に、和式トイレの練習をしておくと良いです。始めは、和式トイレをまたぐのが怖いので、子どもの脇を支えてあげると、少しは子どもが安心できます。

また、ズボンを足首におろしても、トイレにまたぎずらかったり、ズボンが濡れることもあるので、最初の方は、完全にパンツとズボンを脱いでから、またぐようにすると良いです。

まとめ

遠足は楽しいことばかり♪

ではなく、意外と自分でやることが多い行事です。子どもにとっては、難しいことも多いです。もちろん、先生が助けてくれるので、全て完ぺきにできなくても問題ありません!

しかし、子どもが少しでも、「自分でできた!」と感じられれば、より遠足が楽しくなります!

ぜひ、できることだけ、楽しんでやってみてください。

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