120名以上保育してきました、保育士×コーチのみんまるです。
オムツを替えたほうがすっきりするのに、なぜか嫌がっちゃう。
「オムツ替えるよ~」と声をかけると、逃げられてしまう。
でも替えないとかぶれも気になるし、臭いも気になるからなあ。
1日に何回もあるオムツ替え。毎回嫌がられると、それだけで体力と時間が奪われてしまいますよね。
この記事では、オムツ替えを嫌がる理由とイヤイヤ対策を紹介します。
まずは、お子さんがどの理由で嫌がっているのかを探り、それに対する作戦を実行してみましょう!
オムツ替え嫌がる理由
- 寒くて脱ぎたくない
- 親の手が冷たい
- 遊んでいたい
- 動きたい
- つまらない
寒くて脱ぎたくない
オムツ替えとなると、下半身がスッとして寒く感じやすいです。「オムツ替え=寒くて不快」という印象になっていると、嫌がります。
親の手が冷たい
冬、手が冷えていたり、冬でなくても冷え性でてが冷たいと、子どもの脚に触れたとき、子どもは嫌がってしまいます。ちなみに私は冷え性で、子どもに嫌がられた経験あります(泣)
遊んでいたい
今遊んでて楽しいのに~、まだ遊んでいたい!ずっと遊んでいたい!という思いから、嫌がります。
動きたい
オムツ替えの時は、歩くことができないので、動きが制限されてしまいます。常に動いていたい年頃の子にはこれも原因の一つです。
つまらない
オムツ替えが特に楽しくない、そう感じていると、オムツ替えより遊びを優先しやすくなってしまいます。
オムツ替えイヤイヤ対策
1.あったか作戦
部屋の温度を暖かくします。そして、冷え性だったり、手が冷たかったりする人は、手を温めます。私はよく、こすって温めていました!笑
2.タイミング変更作戦
遊びに夢中になっている時は、少しタイミングをずらします。遊んでいる時でも、集中が切れるときがあるので、その時をねらって話しかけると、意外とすんなり替えてくれることもあります。
3.オムツ替えエンターテインメント作戦
つまらなくて嫌なのであれば、オムツ替えも楽しい時間にしてしまいます!
- オムツ屋さん作戦
- かくれんぼ作戦
- 特別なおもちゃ作戦
- 動画作戦
オムツ屋さん作戦
オムツを2~3枚用意し、「どれが良いですか~?」と、オムツ屋さんになりきります。子ども以外誰も見ていないです。恥ずかしがらず、思いっきり楽しんでみてください!
「オムツ替えよっか!」というより、「どのオムツが良い?」と聞いたほうが逃げられないです。
かくれんぼ作戦
ズボンをはかせる時に、わざとズボンから足を出しきらずにして、
「あれ、まるちゃんの足がかくれんぼしちゃったよ!どこいったのかな~?」
と足をかくれんぼさせます。
「いないいないばあっ!あ、いたね!」と、じらしてから足を出してあげると、それだけでも子どもは喜んでくれます。
こうすると、「つまらない時間」が「楽しい時間」そして、「パパママと遊べる時間」に変わります。
特別なおもちゃ作戦
“オムツ替えの時だけ遊べる”という、特別なおもちゃを用意します。音が鳴るおもちゃ、車など何でも良いですが、子どもが特に興味をもつおもちゃが良いです。すると、「つまらないオムツ替えの時間」が「特別なおもちゃで遊べる時間」に変わります。
子どもが、そのおもちゃで遊んでいる間に替えられるようになります。
*動き回って遊ぶおもちゃだと、オムツが替えられないので、動かず遊べるおもちゃが良いです!
動画作戦
YouTubeやテレビを見せて、その間に替えてしまいます。動画の中の人たちは、元保育士だったり、映像で楽しませられる、子どもたちの気持ちをよく理解してくれている人たちも多いです!
自分で楽しませる体力がないときは、動画の中の人たちの力をかりましょう!
手遊びや歌などの動画も増えています。「動画に逃げている」のではなく、「手遊びや歌に触れている」「視覚的な刺激を受けている」、プラスな時間だととらえることもできますよ!
まとめ
オムツ替えを嫌がる理由はいくつか考えられます。
どの理由で嫌がっているのかを探り、その対策をしていきましょう。
不快なことを減らす、タイミングを計る、楽しい時間にする、様々な作戦を組み合わせて、パパママが疲れない、オムツ替えを見つけてください♪
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